じゃら太郎の絵日記16

以前大阪の商店街でお好み焼きが美味しい店はどこかと通行人に聞いてみた事がある。

聞かれた通行人の人が考えていると、

その様子を見ていた出前のお兄ちゃんがやってきて

「どないしました?」

と声をかけてきた。

「美味しいお好み焼きのお店を聞いてたんです」

「難しいな〜」

そんな会話をしていると

今度は自演車に乗った警察官がやってきた。

「どうかしましたか」

「美味しいお好み焼きのお店を聞いてたんです」

3人でやいのやいのやってると今度は

おばあさんが「なにごとかと」仲間に加わって賑やかなことになってきた。

でも結局答えは出ず僕は近くのお店に入った。

大阪の人はお節介で暖かい。

そして面白い。

飲み屋に入れば知らない人とともすぐ仲良くなれる。

大阪人とは気が合うのだ。

「人平さん絶対大阪人ですわ」とよく言われる。

以前オーストラリアの友人の家のパーティーで、

アメリカ人が自己紹介をしていた。

するとオーストラリア人が

「アメリカは行った事があるよ、ニューヨークに行ったよ」

と言い出した。

すると今度はアメリカ人が

「ニューヨークはアメリカじゃないよ。アメリカは地方にあるのさ」

と言った。

なるほどね。と思った。

そこにいた全員が納得した。

東京の人間は冷たいと言われているが、

実は東京の人はほとんどが地方から出て来た人たちなのだ。

何代も東京に住んでいる下町の人達は大阪人の様にお節介で暖かい。

口が悪いのも同じだ。

確かに東京に来たら下町に行って欲しい。

江戸っ子は暖かいよ。

なるほどね。

確かにね。