僕の話2 絵描きになるために

僕の事

人間決意して何かを始めると人生は不思議な事が動き始める。

絵描きになることを決意したその日から3ヶ月後、会社を辞める事になった。

でもどうやって絵描きになるんだ??

肝心なことが分からない。

当時広告制作の仕事をしていたのでまずはイラストレーターになる事を考えた。

でもどうやったらイラストレーターになれるんだ??

そうだ、個展をやろう。

と言う事でギャラリーを探し始めた。

どうせやるなら有名なギャラリーがいいと思い、原宿の有名イラストギャラリーに電話をしてみた。

すると偶然にも昨日3ヶ月後にキャンセルが出たとの話。

早々申し込もうとしたが、さすが有名ギャラリーだ。

作品審査があるという。それも相当厳しいらしい。

そこで、審査で落ちたら諦めますからと言ってとりあえず仮予約を入れてもらった。

来週持って行きますと言ったものの持っていく作品がない。

その日から会社から帰ってきてから朝まで画用紙と睨めっこ。

しかしどう頑張っても1週間でできる訳もなく、

「今日もロケで行けなくなりました。。来週は必ず持って行きます!」

と毎週毎週電をする羽目になった。

しかしそれを2ヶ月も続けているとついには向こうが折れた。

「うちも1ヶ月前では他の作家さんにお願いする事もできませんから、、」と、

顔も作品も見た事がない僕にギャラリーを貸してもらえる事になった。

やったー!!!

とりあえず第一関門突破だ。

小躍りするほど嬉しかった。

人生は不思議だ。

ものが都が動き始めるというのはこういう事なのだろう。

大変だがやりがいがある。

頑張ろう!!

人生は悪い事も良い事も同時に起こっていく。

出来れば良い事ばかりならいいのだがそうは上手くいかない。

良い事も悪い事もそれを楽しむしかないのだ。

乗り切れば問題無し。

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